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君と僕の物語探検隊

迷えども、前へ。

【天狼院記事更新】飾らないままでいいと教えてくれた、大事なパートナー

鍋にココアと砂糖と少しだけ水を入れる。最初は弱火で、焦がさないように。沸騰する前に一度火を止める。軽く粉が溶けたら、5分くらい寝かせて、牛乳を少しずつ入れながら沸騰直前に火を止める。ブランデーを最後に少し加えて完成だ。大学生のときに研究したココアの作り方だ。

それまで、自分は外に出るのが得意じゃなかった。高校は進学校に入ったものの、それまで仲の良かった人はほとんど離れてしまい、コミュニケーションもうまく取れず、交友関係はうまくいっていなかった。人見知りは激しくなり、誰かとしゃべるのが億劫になっていた。クラスの中で目立たないように過ごし、ただ時間が過ぎるのを待っていた。その不満は本を読むことやゲームをすることに向かった。高校生の終わりまでの青春の大部分をそれに費やした。そんな自分に限界があるのはわかっていた。誰とも関わるのが怖い自分もいたけれど、そんな自分でいるのもすごく嫌だった。

だから大学に入ってからは人となるべく積極的にかかわるようにしようと動き出した。ボランティアとダンスのサークルに入り、クラスの集まりや何らかの集まりがあるときにはなるべく積極的に参加した。しゃべるのはうまくなかったし、人見知りもしていたけれど、しんどいなと思うこともあった。けれどそれ以上に「自分の居場所がない」という恐怖に追い立てられていた。

 

つづきはこちらから、読んでみてくれたらうれしいです。

飾らないままでいいと教えてくれた、大事なパートナー - 天狼院書店